医療法人久誠会 不動大橋歯科クリニック

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0198-41-1110 岩手県花巻市不動町2-1-2

診療のご案内

歯の痛みやぐらつきなどの症状でご来院された場合は、まず一般歯科にて診療いたします。思っている以上に病気が進行している場合もありますので、気になることがあればなるべく早めにご来院ください。

 

 

むし歯ができるのはなぜ?

 

 

では、むし歯とはどのようにできるのでしょうか?

口腔内の細菌が食べ物の残りカスに含まれる糖分を分解し、歯垢を作ります。蓄積された歯垢はネバネバした膜を形成します。この膜の中で虫歯菌が代謝を行うことで乳酸を生み出し、歯を溶かしてしまうのです。

1回で治療可能です。削らずにフッ素塗布などで様子を見ることもあります。

虫歯を削り詰め物をして治療します。2〜3回の治療が必要です。

神経をとり、歯の根っこの内部(神経が入っていた場所)の治療を数回行い、最終的に被せ物をします


レーザー光が極小の到達経路を通って目に見えない歯の変化を見つけてくれます。適切な予防処置の重要な第1歩はむし歯の早期発見です。


小さいむし歯治療の場合、歯の色に似たプラスチックを詰める治療を行います。見た目が白く、1回の治療で終わることが特徴です。

治療前

治療後

●治療内容

左右の後ろの歯(臼歯)の金属が笑った時、黒くみえるのが気になる。

審美性の問題をプラスチックとセラミックで改善した。

●費用

セラミック(E-max) :¥50,000~/セラミックインレー:¥42,000

●長所

金属を一切使わないので自然な色調を再現できます。長年使っても変色や吸水による口臭の心配がありません。

●短所

保険適応外。

治療前

治療後

●治療内容

金属アレルギーの可能性を皮膚科で指摘されて来院されました。

●費用

コンポジットレジン:約¥1,100~ 

●長所

金属アレルギーの心配な方に対応できます。

●短所

金属と比較して柔らかい素材なので経年的に摩耗する可能があります。材料が吸水性なので口臭の原因になります。


むし歯の範囲が大きい場合の処置になります。
むし歯および外傷などで、歯の多くを失い神経が露出した場合でも感染がないと判断した場合、可及的に神経を保存します。
神経がある歯とない歯では、長期安定性に明らかな違いがあります。

治療前

治療後

●治療内容

転んで右側の前歯を破折した。

神経が見えて、痛みを訴えていました。

神経をと取らずにMTAという材料でカバーして修復しました。

1回の治療で「完了」です。

早期の処置であれば神経を保存することが可能です。

●費用

コンポジットレジン:約¥1,100~

●長所 

神経を保存します。一日の治療で完了します。

●短所

治療完了後、神経が生きているか確認のため、定期的な検診を勧めます。

 


治療前

治療後

●治療内容

前歯にかぶせてる歯が黒くて来院。

差し歯の土台を金属からグラスファイバーに替えてセラミックで審美性の改善をした。

●費用

前歯セラミック(E-max):¥77,000

●長所

天然歯に近い透明感があり、中の土台にグラスファイバーを使用しているので破折しにくいです。変色もしません。

●短所

保険適応外。

治療前

治療後

●治療内容

前歯の見た目と歯肉が黒く見えることが気になって来院。

白い金属と言われてるジルコニアで審美性の回復をした。

●費用

セラミック(ジルコニア):¥85,000

●長所

天然歯に近い色調で、変色もしません。適合性がよく歯肉との境目がわかりづらいです。また、アレルギーが起こりにくいです。

●短所

保険適応外。

 


歯の中にある神経や、血管の通っている管のことを根管(こんかん)といいます。そして、虫歯の進行が神経まで達して痛みが出始めると、この神経を取り除く治療を行う必要があります。

 

この時、根管内の神経を取り除き、細菌が入り込まないように中を洗浄して薬を詰める一連の処置を根管治療と呼びます。

 

 

根管治療を行う時、洗浄が不十分で細菌が中に残っていたり、取り除くべき神経がまだ残っていると、歯根嚢胞(しこんのうほう)と呼ばれる膿の袋ができ、治療後も腫れや痛みを繰り返して再治療しなければいけません。

 

このような事態を避けるためにも、精密で丁寧な治療が必要になります。

不動大橋歯科クリニックでは次のような流れで根管治療を行い、丁寧な治療を心がけています。

 

step1 根管内の神経の除去
はじめに、虫歯の進行などによって痛みを発生させている神経を取り除きます。神経を取り除く時に1本でも見逃してしまうと歯の根の中で神経が腐って細菌を発生させます。また、根管内に細菌が発生すれば、再び痛みを引き起こして治療を繰り返さなければいけません。こうした事態を避けるため、根管内に必ず神経を残さないように慎重に除去していきます。
step2 根管内の洗浄
次に、根管内の洗浄を行います。根管内は樋状や二股状、楕円形、三角形といったように、とても複雑な形をしており、その形は人によって異なります。洗浄を細部まで行き届かせるためにも、ファイルという専用の器具を用います。この時、根管内に細菌を残さないことはもちろん、治療中に細菌が入り込まないように細心の注意を払います。これは、細菌を根管内に残したまま治療を終えると再発のリスクを高め、痛みが残ってしまう可能性があるためです。
step3 洗浄した根管内に薬を詰める
根管内の神経を取り除き、細菌が入らないようにしっかりと洗浄してきれいになった根管の中には、ガッタパーチャと呼ばれるゴムのような薬を隙間なく詰めていきます。この際に、根管の中に空気が入ってしまうと細菌の住処となり、再発の可能性が出てきてしまうため、緊密に薬を詰めるよう注意します。
step4 レントゲン撮影により薬がしっかり詰まっているかを確認
洗浄した根管の中に薬を詰めた後、レントゲンを撮影して薬の行き届いていない部分がないか、歯の根に隙間がないか等を確認します。根管の中にまだ空気が残っている場合は再度詰め直します。
step5 治療した歯を詰め物や被せ物で保護
根管内に薬がしっかりと詰まっていることを確認したのち、修復補綴物(詰め物や被せ物)を用いて治療した歯を保護します。歯を失った部分がほんの少しなら、小さな詰め物で治療することができます。ただし、神経を取ってしまった歯は、強度が落ちるため、長期的には歯の色が黒ずんできたり、破折を起こしやすくなります。これを避けるため、当院ではセラミックやジルコニアを用い強度のある被せ物によって保護することをオススメしています。

 

 

 

Q. 他の医院で「抜歯したほうが良い」と言われました。本当にそうなのでしょうか?
A. 他の医院で抜歯を勧められても、まだ歯を保存できる場合があります。

これまでの根管治療では、歯根に穴が開いたり、歯根の先端が溶けている場合は従来のセメントで治すことが出来ず、抜歯が必要となるケースが多くありました。

 

しかし、米国で開発されたMTA(Mineral Trioxide Aggregate)と呼ばれるセメントでそのヒビを封鎖することにより、骨を再生させて抜歯を回避できる場合もあるのです。

 

ただし、歯根に大きな穴が空いている場合や歯周病によって歯根が大きくグラついている場合、歯根が完全に縦割れしている場合には抜歯が必要となることもあります。

Q. 根管治療でかかる費用はどれくらいですか?
A. 一般的に、根管治療は保険診療で3割負担の1,5003,000円ほどです。

この中にはレントゲン写真や薬剤の費用、被せ物などの費用が含まれています。一方、再発のリスクや治療を繰り返すリスクを避けるための根管治療の方法にマイクロスコープやラバーダムを使用した米国式根管治療があります。この治療を選択される場合は、自由診療となり治療費が変動します。詳しくは当院までお問い合わせください。

Q. 診療1回あたりの治療時間や通院回数について知りたいです。
A. 患者様の症状によって異なりますが、当医院では、1回あたりの治療時間は1時間弱程度かかります。

また、通院回数は2~4回がほとんどです。

「治療中心」から「予防中心」へ

人間誰しも歯医者で痛い目にはあいたくありません。そこで最近は「悪くなってから歯医者に行って痛い目にあう」前に「悪くならないように歯医者に行く」人が増えてきています。つまり昔は「治療中心」だったのに対し今は「予防中心」へと変わりつつあるのです。

 

歯科医院は治す場所ではなく、予防する場所

歯科先進国である欧米諸国では、歯科医院で定期的にお口のメインテナ ンスを行う意識が浸透しています。その結果、80歳時点での平均残存歯数は20本前後。一方、日本における80歳の残存歯数はわずか14本程度となっています。この差にはやはり、メインテナンスに対する意識の違いが大きく関係しています。

 

欧米諸国では70〜90%の人が歯科医院で定期的なメインテナンスを受けていますが、日本ではたったの2%という調査結果も出ています。残念ですが、日本にはまだ予防するという意識が浸透しておらず、痛くなったら治す、という認識です。 歯科医院は治す場所ではなく、予防する場所だという意識をもつことが大切です。

 

予防歯科〜口腔をメインテナンスする〜
予防歯科の意味とは?

日本では虫歯や歯周病などにかかってしまってから治すことが当たり前となっており、健康保険制度でも予防歯科はカバーされていません。そのため、予防歯科に関する認知度も低くなっています。

 

しかし、歯を守るために本当に必要なことは、虫歯や歯周病になる前にメインテナンスを行うことで、治療の必要性を無くしていくことです。 これを目指すのが、不動歯科クリニックの真の目的です。

 

 

歯肉からの出血と腫脹を繰り返すとのことで来院された患者様です。

従来ならば、問診をして状態を把握しレントゲン検査、歯周ポケットの検査、動揺度の検査を行い、治療に入るのですが、患者様の体への負担、全身への細菌感染等の可能性を考慮し、まずは歯科衛生士によるPMTC(歯のクリーニング)とブラッシング指導を行いました。

2週間後の状態です。

歯周病の最大の原因は汚れです。

歯周病によって歯を失う前に

むし歯は皆さんもよくご存知であるかと思います。

では、歯周病はどうでしょう?名前は聞いた事はあるけど、どういう症状かは、実際は良く分からない方も多いのではないでしょうか? 

 

歯周病とは、歯を支えている骨が溶けていく病気です。食後の食べ残しの歯垢が原因となり、歯を支えている骨が細菌により吸収されていく慢性の病気です。そのまま放置しておくとやがて歯がぐらぐらと動き出し、最後には自然に抜け落ちてしまいます。歯を失う原因は20歳代は虫歯ですが、30歳代になるとその原因は歯周病に取って代わります。

 

日本人の30歳代の約80%が歯周病にかかっていると言われ、35歳以上になると約70%の方が歯周病によって歯を失っているという報告も出ているのです。日本での歯周病患者数は9,000万人とも言われ、まさに国民病とも言える病気なのです。

 

治療前

治療後

 

治療前

治療後

  

●治療内容

血圧の薬を飲んでから、歯肉が腫れて、出血するようになったのことで来院されました。

●費用

歯肉の再生療法:¥3,000~/セラミック(メタルボンド):¥85,000

●長所

天然歯に近い色調です。適合性が良く、変色もしません。

●短所

内側の一部が金属です。稀にかける場合があります。保険適応外。

歯周病が引き起こす病気

  • 認知症
  • 脳梗塞
  • 気管支炎
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 細菌性内膜炎
  • 冠状動脈疾患
  • 誤嚥性肺炎
  • 腎炎

 

歯周病を悪化させる原因

  • 歯並びが悪い
    (口の中の清掃管理がしっかりと行なえない)
  • 薬の副作用
  • 糖尿病の方
    (歯周病に対する抵抗力が弱まっている)
  • ビタミン不足
  • 喫煙者
    (血管を収縮させ、歯の周りに栄養が行き渡らない)
  • 甘い物が好きな方
  • 歯ぎしり(歯周組織に負担がかかる)
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 肉体的・精神的疲労
    (歯周病に対する抵抗力が弱まっている)
進行は遅くとも症状は確実に進んでいる

歯周病は歯をささえる歯肉や歯槽骨の組織をじわじわと破壊する病気です。サイレントディジーズ(沈黙の病気)と呼ばれるほど、ゆっくりとそして確実に口の中の状態を悪化させていきます。

ですが、症状がまったくない訳ではありません。歯ぐきはSOSをきちんと出しています。

下記のような症状に覚えはないですか?

 

歯の周りについた歯垢(プラーク)が石灰化して歯に付着します。歯ぐきがはれ、歯みがきの時の出血、歯ぐきがむずむずしたり痛んだりする、この症状が出ている段階を歯肉炎と呼びます。

歯ぐきや歯槽骨が溶けはじめている状態になると歯周炎です。歯が長くなったように見えたり、歯がぐらぐら揺れている状態になっています。この段階になると、治療に時間がかかるばかりか、最悪の場合歯を抜いてしまわなければなりません。

歯周病の最先端の治療法「再生療法」

歯周治療は自分の歯でちゃんと噛めること、見栄えも満足できること、そして治療効果を長持ちさせることを目指して進化を続けています。

 

歯周組織再生誘導材料を使って、歯周組織の形成を促す

歯肉と歯根の間に特殊な膜を入れ、失われた歯根膜、歯槽骨、セメント質を再生させる方法

組織再生誘導法を骨組織の再生に応用したもの

 

大切なのは早期発見、つまり病気を見逃さないことです。

綺麗な歯で、最高の笑顔を

ただ歯を治すだけではなく、口元が、いかに美しく、バランスが取れて、機能的で長期的に安定させることをコンセプトに治療を行っています。

 

審美歯科治療をお受けになる患者様に対し、すぐに歯を削ったり磨きあげたりというような事は行っておりません。始めに必ず歯周病治療を行います。歯周病を患っていると歯茎が膨れたりしているため、被せ物を制作する際に本来の歯の大きさを正確に把握できないからです。この状態のまま制作してしまうと、お口にフィットしない被せ物が出来上がってしまいます。こういった事態を防ぐためにも、まずは歯周病をしっかりと改善し、正しい口腔状態にもっていってから審美治療に入ります。

 

治療前

治療後

●治療内容

左の2番目と右の1番目と2番目の前歯は以前に神経を取っていて、色が黒くなってることが気になって来院。

プラスチック(コンポジットレジン)を詰める前にホワイトニングをしてから修復。

●費用

ホワイトニング:¥9,000

●長所

歯を削らずに審美性の回復ができます。

●短所

根管治療が不完全の場合は最初からやり直します。神経を取ってある歯のホワイトニングの場合、薬の交換を3回ほど行います。経年的に色調が元に戻ってしまうことがあります。

 

治療前

治療後

●治療内容

中央から2番目の歯をホワイトニングして修復。

●費用

ホワイトニング:¥9,000

●長所

神経を取ってしまった歯の変色には最適です。

●短所

経年的に色調が元に戻ってしまうことがあります。

 

治療前

治療後

●治療内容

前歯の隙間が気になるので矯正を希望して来院。

まずはホワイトニングをして歯全体の明度をあげてから修復

1日の処置で完了し、患者様も大変満足しておられました。

●費用

充填処置:¥30,000~/ホワイトニング:¥14,000

●長所

その日のうちに治療が完了します。

●短所

なるべく色の濃い飲食を避けていただきます。

インプラント治療とは?

インプラントとは、あごの骨に人工の歯根を埋め込みそれを土台に人工の歯を装着する治療法です。

失われた歯を補う治療法として、これまでにブリッジや入れ歯などが利用されてきました。しかし、これらの治療法は残っている歯を削らなければならなかったり、入れ歯が安定せず心理的ストレスを招くなどの欠点があります。これに対し、インプラントは人口の根をあごの骨に埋め込みしっかりと固定されるため、自分の歯と同じ感覚で噛むことができ、周りの歯を削ることもなく、違和感を感じない自然な噛み心地を取り戻すことができます。

 

治療前

治療後

●治療内容

右下の奥歯に部分入れ歯を入れていましたが、うまく噛めないことと出し入れが面倒だということでインプラントを希望

●費用

診断料:¥30,000(CT診査など)/インプラント:¥230,000

●長所

自分の歯のように違和感なく噛めますブリッジのように隣の歯を削らずに治療できます。取り外しの煩わしさがありません。

●短所

外科手術が必要です。治療期間(3か月~6か月)がかかります。治療後、メインテナンスが必要です。また、保険適応外です。

 

治療前

治療後

●治療内容

以前に部分入れ歯を作ったのですが、痛いこととうまく噛めず取り外しが面倒とのことでインプラント治療を希望して来院しました。

●費用

保険適応外

●長所

現在は普通の歯と同様に噛めて普通に会話ができ快適なそうです。

●短所

保険適応外なことと、治療期間がかかる(約6か月)ことが欠点です。

 

インプラントをいれてしまえば一生安心?

そんなことはありません。

インプラント治療を受けるときは、適切な事前診断とアフターケアが大切です。

当医院からインプラントの長所・短所に関して十分な説明をさせていただきますので、不明な点があればお気軽にご質問してください。

入れ歯について

抜いた歯の範囲が大きい場合は、取りはずしの入れ歯が必要となります。歯を抜いたままにしておくと、どんどん大変なことになってしまいます。また、合わない入れ歯の長期使用もさまざまな問題を引き起こします。 当クリニックでは、患者様の年齢、病態、ライフスタイルなどを考慮して、患者様に最適な入れ歯(総入れ歯・部分入れ歯)をおすすめしております。

医療法人 久誠会 不動大橋歯科クリニック

0198-41-1110

〒025-0038
岩手県花巻市不動町2-1-2

休診日…日曜、祝日、木曜・土曜午後

午前 9:00~12:00
午後 14:00~18:30 × ×

※祝日がある場合は、木曜日は全日診療を行います。

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